BAR Hong Kong

香港の今を切り取ってみる

クーロンと九龍

よう、いらっしゃい。 

 

 今日もゆっくりしていってよ。

 

今日のオススメのスイーツは、これ。

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大阪に本社を置く日系ベーカリー「A1ベーカリー」さんの月餅。

 A-1 ベーカリー香港

https://www.a-1bakery.com.hk/en/

PeanutsとA1さんのコラボ商品だね。香港でも人気あるからね。チャーリーブラウンの輪郭が綺麗。白インゲン豆をベースに紅芋のパウダーを加え西洋アブラナオイルで練った餡が、香港の伝統的な月餅よりもヘルシーで、食べやすいよー。画像は黒っぽいけど、実際は紫がかった黒で、紅芋の感じ出てるよ。

甘いもの苦手な人も、縁起物だから、一口どうぞ。

 

そうそうちょっと聞いて欲しい事があるんだけどさー。

 

クーロンって一体、誰が、いつから言い始めたのか?知ってる?

クーロンって調べると、電気関連の用語で、いきなり電荷って、でてくるんだけど、そうじゃなくて、香港の地名の方。九龍。

 厳密に言うと、クーロンのロンは、わかるわな。龍の事だよな。

問題は、「クー」のとこ。北京語でも、「ジーゥ」だし、広東語だと「ガウ」って発音するんだよなぁ。と言うことは、単純に日本語の「きゅう」を中国語っぽくして「クー」って言っているの?なんだか気になるんだよね。

 

っと思って調べていたら、Wikipediaに載ってた。

ja.wikipedia.org

それによると、

日本では九龍の呼び名を「クーロン」と読む場合があるが、これは日本語の側から九龍を呼称したピジンないし兵隊シナ語がもととなっており、香港でこの呼び方をしても現地ではまず通じない。この種のすれ違いはおなじ漢字文化圏であるがゆえの問題であり、北京南京など日本風によめば現地では通じない単語の例である。九龍の場合「クー」日本語で「九」を数える時の俗音(本来はク)、「ロン」は広東語で「龍」を読んだ時の音である「lóng」または「lung4」から来ていると考えられるが、系統の違う二つの音が組み合わさる必然性はない。

と言うことらしい。誰かが間違えて放った言葉がこんなに長い間使われるんだよね。フェイクニュースのはしりだよね。言葉は正しく使わなきゃね!身が引き締まるョ。

 

 

広東語レッスン2

香港をあまり知らない日本人の区別は、ニーハオ、シェーシェーと言うかどうかで決まると言えるほど、香港人は受け流しているけど、自分達からは決してニーハオ!とは言わない。やっぱり気にしてるのかも。

表記:你好

発音:nei5 hou2 ネイホウ

意味:北京語のニーハオに当たる言葉。「こんにちは」

使いどころ:堅苦しい響きっぽいので、知り合い、友人同士の間ではあまり使われず、主に「ハロー」って香港人は言っている。イギリス文化の名残かも!?

 

ってなわけで、今日はこんな感じ。

 

では、いってらっしゃ〜い!